アラフォーが挑む、不妊治療物語

40歳アラフォー、まさかの不妊が発覚し、現実を受け止めると同時に不妊治療スタート。 精神、肉体、金銭、崩壊間近。

救急車、そして入院

それは突然の出来事でした。

 

11/18に実家に帰省し、入院中の父の御見舞いへ。

父との面会を終え、「また明日も来るからね」と言って、母と共に実家へ帰宅。

11/19の朝、いつもどおり起床し、お決まりのチラーヂンを服用。

そのあと、部屋で化粧をし、御見舞いに行く準備をしていたら。。。

 

下腹部に違和感。でもガマンできるレベル。

これはもしかして、移植の後に経験した、あの下腹部の張りなんじゃない?と思いながら、

気にせずにせっせと準備しているけど、やっぱり痛い。

そのうち、ガマンできない痛みがおそってきて、そうなるともう手遅れ。

動けません。。。

うずくまって、ウーウーとうなるぐらいしか出来ず。

何とか母にこの状況を伝えないとと思い、必死の思いで下階へ。

そこで倒れこんでしまい、母もびっくりしてアタフタ。

でもしかたない。どうにもできないぐらい痛いんだもん。

 

家にいた兄もその姿を見てビックリ。そりゃそうだと思う。

「救急車を呼ぼう」ってことになって、まもなく救急車登場。

ストレッチャーに乗せられたけど、足を伸ばすこともできず、うずくまった体勢のまま、

救急車で病院に搬送されました。

 

そこで処置をしてもらい、若干ラクになったものの、それでも正常な状態ではなく。

MRIを受けた結果、小腸が炎症を起こしているらしく、腫れているとのこと。

入院をしていただいて、治療していきます。とのこと。

 

人生で初めての救急車、そして、初の入院。

 

現在服用しているクスリはありますか?と聞かれ、

チラーヂンとソフィアAと答える私。

田舎の病院なので、「不妊治療」の世界とは縁遠い。

 

万が一のウイルス感染予防のため、個室入院となった。

部屋にとおされ、母に入院手続をすべてお願いした。

40歳目前なのに、高齢の母にたよってしまうのは情けない。

 

落ち着いてから、旦那に電話。

「入院しちゃった」と伝えたら、「え?誰が?お義父さんじゃなくて?」と。

そうなるよね、父の御見舞いに行くからと実家に帰省した嫁が、

まさか入院することになるなんて、考えもしないことだろう。

 

小腸の炎症らしいので、食事したらまた腫れて痛みが出てきますよと脅され、

絶食の指示がでました。

栄養分はすべて点滴から。

常に腕に点滴針を刺した状態で、カラカラと点滴台を持ちながらの移動。

テレビで見たことあるやつーー!

熱もあって、39.5度。 高熱!

解熱鎮痛剤で何とか症状はおさまっているものの、

時間がたって効き目が切れると、下腹部激痛!

 

夜中だろうが早朝だろうが、ナースコールを押して看護師を呼び、

解熱鎮痛剤の座薬をブスリと刺してもらう。

恥ずかしさなんて1ミリもない、とにかく少しでも早くこの苦しみから逃れたかった。

 

痛みも高熱も苦しいけど、何と言っても「絶食」という拷問が耐えられない。

栄養は点滴から摂取しているものの、やはりご飯を食べないとまったくチカラが出ない。

いつも元気な娘が、どんどんか細い声になり、動きも遅くなり、弱っていくので、

母はたいそう心配したと思う。

 

三日間の絶食が過ぎ、もう辛抱たまらんと思って、担当医に抗議!!

「いくら検査をしても原因が何もわからず!絶食させて、どんどんチカラも無くなっていく!

解熱鎮痛剤で痛みを抑えても、効き目が切れたらまた苦しくなる!

このままの状態で、何が治療だ!!それでも医者か!!」ぐらいの勢いで。

担当医もビックリしてた、そりゃビックリするだろう。

田舎の病院、ジジババしか入院していないこの病院で、

東京の女がいきなり入院してきて、せきを切ったように怒鳴りだすんだもん。

 

 

担当医は、入院初日は「小腸炎」だと診断したが、

経過を見ているうちに、どうやら別の感染症なんじゃないかと思い始めたらしい。

それが、「クラミジア」。

「絶対にクラミジアだ! 間違いない!」という担当医。

「こちとら婦人科で、嫌ってほど検査しとんねん!疑うなら、その検査すれば!?」と私。

 

その結果、とりあえず食事はとれるようになった、お粥だけど。

抗生剤の点滴も、種類が変わった。たぶん、クラミジア対応の抗生剤。

すると、痛みも少し和らいだように感じたし、ご飯を食べているから元気も取り戻せた。

何でも言ってみるもんだ。

 

そうなると、次の問題は「入院中の暇な時間をどう過ごすか」になってきた。

しんどいときは、ベッドの上で横になっているだけですぐに1日が過ぎたけど、

元気になったらそうはいかない。

時間が過ぎるのは遅いし、寝てばかりだから腰も痛い。

スマホで動画を見ようと思ったけど、あっという間に通信制限がかかって見れなくなった。

 

お風呂に入りたくなった、とにかくギトギトになった髪の毛を洗いたかったけど、

シャンプーをしようにも、点滴つけっぱなしだから、自分では洗えない。

「シャンプーしますので、こちらへ」と呼びに来たのは、明らかにおばあちゃん。

シャンプー台まで連れて行ってくれたのはいいけど、

「普段は、短髪の男性しかシャンプーしたことないから、

髪の長いお嬢さんの頭、うまく洗えるかしら」と、この先不安でしかない発言。

案の定、ストレスフルなシャンプータイム。

洗えているのか、洗えていないのか微妙だし、

シャンプー液もちゃんと洗い流せているのかも微妙。

なんとか洗髪作業も終わり、次はドライヤータイム。

さすがにガマンの限界の私、「ドライヤーは自分でやってもいいですか?」とたずね、

おばあさんも快諾。

お互い、win-winの結果で、私は心置きなくドライヤーをかけることに成功。 

 

数日後、クラミジアの検査結果が返ってきた。

もちろん、陰性。何の問題もなし。

ほれ、みたことか。だから言ったやん!と勝ち誇った。

 

先生に抗議しつつ、まずい病院食を食べつつ、10日間の入院生活は終わった。

結局、原因が何だったのかもわからず、病名がつくこともなく、

みんな頭の中に「?」のマークを残したまま、病院を去りました。

納得いかねーー!

 

健康と食事はホントに大切なんだと実感した10日間でした。